自己紹介

北籔和夫

私は昭和28年(1953年)生まれ、和歌山県の龍神村出身です。

我がふるさとは、日本三美人湯といわれる秘湯竜神温泉のあるところ、静かな山林の広がるところです。

中学を卒業して、単身大阪に出て、平野の小さな町工場(鉄工所)に就職。

働きながら、四年間夜間高校(定時制)に通いました。

高校三年を終了して、大阪府に採用され、現在に至っています。

その間、神戸大学第二過程(夜間)に合格し、職場だった東大阪から神戸まで三本の電車を乗り継いで通学しました。

その中程にある阪急塚口にアパートを借りての一人暮らしは十年近くに及び、この間に青春時代の挫折から逃れようとして絵を描く事を覚えます。

やがて絵にのめり込んで行きますが、まったくの独学で,進歩がなく、焦りが募り始めた頃に一から出直そうと決めて、通勤電車の中でスケッチを始めました。

それが十万枚に成ったところで、借金をして初めての画集「十万人の顔」を自費出版しました。

まさに結婚間際の駆け込み出版でした。

ところがその画集がきっかけで、はじめて絵の師(松田豊)にめぐり会ったのでした。

私は今まで書き溜めた絵を1枚も師に見せることなく、まったくのゼロから師と向かい合ったのです。

そこから私の鉛筆絵画が生まれました。

それからのことは、デッサン論のあとがきに簡単に紹介しています。

興味がありましたらそちらを覗いて見てください。

現在妻一人、子供二人。休日は自宅の小さなアトリエで絵を描き続けています。

ところで,私の姿が当ホームページのどこかに隠れています。

捜してみて下さい。目印は赤い帽子。

2010年、パーソナルギャラリ「瞑想空間」開設、その最初の来観者である石田克師との出会いが、2011年10月23日、和(Waa)改名につながりました。

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写真:ストリート・アートナビ

和(Waa)